
今回は尿pH(ペーハー)について紹介したいと思います(^◇^)
○尿pHとは
pHは、水素イオン濃度の略称で、酸性度とも呼ばれています。尿pHは、尿が酸性かアルカリ性か、そしてそれはどの程度なのかを示すものです。
○この検査でわかること
尿は、腎臓の働きによってだいたいPH6前後の弱酸性に保たれています。これが強酸性やアルカリ性に傾いた場合、体内の酸塩基平衡がなんらかの異常によってくずれたことを示唆しています。
ただし、食事内容の影響を受けて変動が見られます。
○基準値の範囲
pH5.0~7.0を基準範囲としています。
○要注意と危険な数値
pHは0.5刻みで結果が得られますので、7.5以上をアルカリ尿、4.5以下を酸性尿と診断します。
高尿酸血症や痛風では、尿が酸性に傾いて尿酸が尿中で溶けにくくなります。そのため、結晶となったり、それが大きくなって、腎臓結石を起こしやすくなります。
○ドクターズアドバイス
体内の異常は、尿にさまざまな現象をもたらします。尿の量や排尿回数の急減、泡の立ち方、濁りの有無などは、自分でもわかりますから、自己チェックも簡単です。
今回は腎臓・尿管の働きを紹介したいと思います(^-^)
腎臓は、血液をろ過し、有害物質を尿として体外に排泄する働きをしています。そのほか、ホルモン分泌にもかかわっています。
○脊柱の左側と右側に対になって存在する
腎臓は、肝臓のすぐ下の背中近くに位置する臓器で、脊柱の左右に一対あります。一つの重さは約150g。縦横11cm×5cm程度で、大きなソラマメのような形です。外側から腎動脈がはいり、尿管と腎静脈が出ています。
長さ30cm弱ほどの尿管の先にあるのが膀胱で、さらにその先に尿道が続いています。
○老廃物は腎臓でろ過されて大半が再利用されている
腎動脈から入った血液は糸球体で老廃物が除かれ、細尿管へと向かいます。細尿管では、ろ過された液の99%が再利用され、1%だけが尿として排出されます。
この再吸収の過程で、ナトリウムなどの電解室やブドウ糖などの有用物質も再吸収されて、体内に戻されます。この働きにより、体内の水分や電解質の量・質を一定に保つとともに、血液の酸性度を調節し、有害物質を体外に排出しているのです。
そのほか、腎臓はいくつかのホルモンの分泌器官としての役割も果たしています。
膀胱は、いわば尿の一時貯蔵庫で、容量は最大時で300~500mL。その50%程度が満たされると、尿意を催します。
ちなみに、1日の全尿量は500~2000mLです。
今回は膵炎と診断された場合の対策を紹介したいと思います(^◇^)
○膵炎ではこんな症状が現われる
膵炎は膵臓の組織に炎症・破壊が起こる疾患で、急性膵炎と慢性膵炎とに大別することができます。膵炎の原因はさまざまあり、よくわからないケースも少なくありませんが、男性はアルコールの多飲が、女性は総胆管結石が原因で炎症が起きている場合には、それを除去しなければ痛みが消えないことが多いので、手術をすることになります。
○施術のポイントは食生活を見直すこと
膵臓は、消化やエネルギー代謝にかかわる外分泌・内分泌器官ですから、施術に役立つポイントも食事が中心となります。
膵炎の施術でもっとも大切なことは、膵臓にできるだけ負担をかけないようにすること、そして安静を保つことの2点です。
まず必要なのは、大食いをしないことです。膵臓は、口から入ってきた食べ物の量に対応して、消化液を分泌します。1回の食事量が多いと、それだけ懸命に働かなければならず、かかる負担が過剰になってしまいます。1回の食事量がかかる負担が過剰になってしまいます。消化のよい食材を選び、ゆっくりと時間をかけて食べるようにします。
1日の食事量はその人の体格によっても少し違ってきますが、成人の場合、1800kcal程度が目安となります。これを、3度の食事や間食に振り分けて食べるようにします。
脂肪分のとりすぎにも注意しましょう。脂肪は膵臓への負担が大きいうえ、消化しにくい食品です。望ましい1日量の目安は、30g以下です。たとえ朝食で、パンにマーガリンを10gつけ、サラダにドレッシングを控えめにかけ、ベーコンエッグをおかずにして食べれば、少なく見積もってもこれでだいたい脂肪30gになり、1日分を超えてしまいます。
今回は上腹部CT・MRI検査を紹介したいと思います(^◇^)
○CT・MRI検査とは
CTはX線を利用し、MRIはラジオ波と磁気の特性を利用して、体内を断面画像としてとらえ、観察する装置です。
体に負担をかけないで、体内の形状的な異常を観察、診断することができます。
○この検査でわかること
CTではその横断面の画像を、MRIでは角度にかかわらずさまざまな方向からの断面画像を得ることができますから、腫瘍の有無や広がり方などを、克明に知ることが可能です。
○異常はこんな形で現われる
臓器の形に異常があれば、そのままの形で現われます。MRIの場合、角度を変化させながら観察できるため、より入念にチェックすることができます。
○ドクターズアドバイス
膵がんの自覚症状は、倦怠感、食欲不振、体重減少などで、ほかの病気でもありがちなものです。そのため、初期段階での発見は困難です。膵頭部のがんなら黄疸が出やすいのですが、ほかの部分のがんではそれもないだけに、油断できません。
今回は上腹部超音波検査について紹介したいと思います(^◇^)
○超音波検査とは
エコー検査とも呼びます。膵臓を調べる場合は腹部超音波の一種となります。
○この検査でわかること
膵臓の形状的な異常を体に負担をかけることなく画像化して調べることができます。しかし、膵臓は体の奥のほうにある臓器なので、その異常を調べるのはなかなか困難なのが実状です。
とくに、太っていたり、腸にガスがたまっていたりすると膵臓全体の観察ができません。上腹部CT・MRI検査なども同様に活用されています。
○異常はこんな形で現われる
膵石エコー像が見られれば慢性膵炎が考えられます。悪性腫瘍があれば、その部分が腫れていたり、まだら模様として映しだされます。
○関連検査
血清膵アミラーゼ、尿アミラーゼ
○精密検査が必要な場合
上腹部CT・MRI検査、ERCP.MRCP検査、腹部血管造影検査
○ドクターズアドバイス
超音波検査装置は、CTやMRIなどに比べてずっと簡便な装置であるため、個人医院なども含めて広く活用されています。
検査方法も簡便で、しかも検査能力が高いということで、超音波検査装置は「目で見る聴診器」などともよばれています。
今回は、リパーゼについて紹介したいと思います(^◇^)
○リパーゼとは
リパーゼは、膵臓の細胞で合成される酵素で中性脂肪を脂肪は、分解されることで腸管から吸収できるようになります。
○この検査でわかること
膵臓の細胞が障害を受けたり、破壊されると膵腺房細胞で合成されるリパーゼが血液中に流出する量が増えます。膵炎などの膵臓の病気を調べる重要な検査となっています。急性膵炎では、激しい腹痛、背部痛とともに、リパーゼの値が基準に数倍になっています。慢性膵炎やすい臓癌、膵のう胞でも上昇しますが、その程度は2~3倍にとどまります。しかし、急性膵炎のように1~2週間の上昇はなく、異常値が持続することが特徴です。また、肝臓の病気でも経度の上昇がみられ、腎不全のために尿からの排泄が低下すると、持続的に高値を示します。
○基準値の範囲
検査方法により、施設によって多少ことなりますが、12~50U/Lが基準範囲です。
○要注意と危険な数値
腹痛、背部痛があり、500U/L以上では急性膵炎、慢性膵炎の悪化が考えられます。慢性膵炎が長期化すると、膵炎が荒廃しリパーゼが分泌されなくなり低値を示すようになります。
○ドクターズアドバイス
性膵炎時にはリパーゼに比べ、膵アミラーゼの方が早期に高値を示します。異常を示す期間はリパーゼの方が長いという特徴があります。また、以前は尿アミラーゼも測定されていましたが、血中膵アミラーゼやリパーゼのほうが有用性が高いため、現在ではあまり使用されなくなっています。
今回は血清膵アミラーゼについて紹介したいと思います(^◇^)
○血清膵アミラーゼとは
アミラーゼとは、ジアスターゼとも呼ばれる消化酵素で、炭水化物の分解にかかわっています。膵臓のほか、唾液線からも分泌されますが、両者は、分子構造のタイプがわずかに異なります。
アミラーゼは、その分泌組織に異常が生じると、血液や尿の中に出てきます。このうち、膵臓の障害によって血液中に出てくるが、血清膵アミラーゼです。
○この検査でわかること
この検査は膵臓の異常が予測される場合などに行います。とくに急性膵臓炎、慢性膵炎が疑われるときに検査をします。
○基準値の範囲
基準範囲は、18~53U/Lです。ただし、検査法により数値が異なる場合があります。
○要注意と危険な数値
境界域のようなものはありません。また、数値の高さと重症度は比例しません。腎不全では見かけ上より高値に、糖尿病では低値が生じやすくなります。
○ドクターズアドバイス
アミラーゼには膵型と唾液型があります。耳下腺炎、唾石など耳下腺疾患で上昇します。膵臓疾患が疑われる場合は、唾液型を含む血清アミラーゼではなく、より直接的な血清膵アミラーゼの測定が有用です。
今回は膵臓の働きを紹介したいと思います(^◇^)
○膵臓は体の奥の方で、2つの大役を担ってる
膵臓は、長さ10~15cmほどの臓器で、胃と十二指腸に囲まれるようなかっこうで位置しています。そして、栄養素を分解する各種の消化液を分泌するため、膵管が十二指腸のファーター乳頭という出口へと通じています。
膵臓全体は、十二指腸に近い方から順に、頭部、体部、尾部というように分類されていますが、外見上は、はっきりとそのようにわかれているわけではありません。
膵臓はそれほど大きな臓器ではありませんが、じつにさまざまな役割を果たしています。その役割は、外分泌機能と内分泌機能に大別されます。
○栄養素を分解する酵素やインスリンなどのホルモンを分泌する
主な外分泌機能は、消化酵素などの十二指腸への分泌です。分泌される消化酵素は、
①炭水化物分解酵素
②たんぱく質分解酵素
③脂質分解酵素
三大栄養素と呼ばれる炭水化物、たんぱく質、脂質のすべての消化にかかわる物質を分泌しているということになります。
内分泌機能は、膵臓内に無数に分布する、ランゲルハンス島という組織が担っています。ここのα細胞からは血糖値を上昇させるグルカゴンというホルモンが、またβ細胞からは血糖値を低下させるインスリンというホルモンが、それぞれ分泌されています。
血糖値の維持、調整は、私たちの生命維持や活動エネルギーの代謝に直結するもので、栄養素の消化にかかわるのと同等の重要性をもっています。
今回は胆石が発見された場合の対策を紹介したいと思います(^◇^)
○胆石の正体はコレステロールが多い
胆石とは、胆管や胆のうにできる石のようなかたまりです。胆石の素材は80~90%が胆汁の成分であるコレステロールかビリルビンです。都市部ではコレステロール結石が、農村部ではビリルビン結石が多く見られますが、生活様式の均一化が増加しています。
胆汁に含まれるコレステロールが増え、一定量を超えて固まって起こるにが、コレステロール結石です。
コレステロール結石は、40歳代の肥満した女性に多く発症することがしられています。
○胆石症の症状は?
胆石症の症状として突然起こるのが、胆石仙痛の発作です。右あばら骨の下あたりを中心に、突然、激烈な痛みに襲われます。そして、右肩や背中にその痛みが響くように感じます。一度にたくさんの食事をした後や脂肪の多い食事の後に起きやすくなります。
ただし、この胆石仙痛は、胆石のある人すべてに起こるわけではありません。「無症状胆石」といって、生涯痛みが起こらない人も少なくありません。年に1回、超音波検査によるチェックを受けてください。
胆のう結石が大きくなっている場合は、仙痛発作がきっかけとなって結石が胆のうの出口などをふさいでしまうと、胆汁の流れが滞り、血液中にあふれて黄疸が強くなるとともに、肝臓を傷める原因になります。
とくに、胆のう内に胆石が充満している場合は、胆のうがんが見落とされやすいので、症状がなくても胆石を摘出することが望まれます。
○生活スタイルに原因があるケースが多い
胆石ができる原因は具体的に特定することができません。ただ、肥満や脂肪の多い食事、不規則な食生活、ストレスなどが影響して、胆汁成分に異常が生じたり、胆道の炎症を招いたりしてできるケースがよくみられます。
日本人の成人の10%程度が胆石をもっており、さらに、症状を認める人は年立1~3%です。食事を中心とする生活スタイルの欧米化が胆石の発症に関係があります。ということは、胆石症の予防・施術の鍵は、日常生活の中にあるということになります。
今回も前回と引き続き肝炎、肝硬変、肝がんについて紹介したいと思います(^◇^)
○慢性肝炎と肝硬変は肝がんになりやすい
肝がんは、肝臓そのものにがんができる原発性のもの、ほかの臓器にできたがんが転移したものとに大別されます。
原発性肝がんは、そのほとんどがC型肝炎ウイルスから起きた肝硬変の人に発症しています。
厚生労働省の調査によると、現在、日本には約200万人のC型肝炎ウイルス感染者がいます。そのうちの約72万人が慢性肝炎になり、7万人が肝硬変に、さらに3万人が肝がんになると推定されています。
同調査では、肝がんによる死亡者のうち、76%がC型肝炎ウイルスに、1607%がB型肝炎ウイルスに起因するのであると報告しています。
慢性肝炎や肝硬変と診断された場合は、定期的に検査を受けて、がんの早期発見に努めましょう。肝がんは早期発見が難しいといわれていましたが、検査法のまざましい進歩によって、直径1cmほどの小さながんも見学が可能になっています。
○脂肪肝も肝硬変に至るケースもある
脂肪肝の中には、非アルコール性脂肪性肝炎があり、肝硬変、肝がんになる可能性があります。
○急性・慢性肝炎の施術はこうする
ウイルス性急性肝炎の施術は、安静と食事療法を中心に進めます。薬物を使用することも珍しくありません。ただ、劇場肝炎に移行してしまったケースや黄疸が強いケースでは、血液透析を行います。一般に用いられる薬物は、胃腸や肝臓の機能を整えたり、栄養分としてブドウ糖の点滴やビタミンを補給したりするものがほとんどです。ウイルスを撲滅させることを目的とする薬剤ではありません。ただし、C型肝炎は急性期においてインターフェロンが有効です。
ですから、「薬を服用しているから、安静や食事療法はいい加減でもかまわない」という考え方は禁物です。
安静の必要性については、研究者の間で多少意見の相違もありますが、少なくとも急性期の安静は、回復のし方にかかわるにで、”必要”だと考えるべきでしょう。
急性期の食事療法は、肝臓への負担を軽減するため、「低蛋白・低脂肪・高ビタミン食」を基本にします。
たんぱく質の1日量は、体重1kgあたり1g程度に抑え、病状が人によって異なりますので、主治医から病状が人によって異なりますので、主治医から病状に合った生活指導や薬物施術を受け取ることが大切です。